アイテックの取り組み
アイテックの強み Our Advantage
「組合員から喜ばれる外国人実習生」
の育成
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- 日本語教育の充実
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石川県羽咋郡志賀町に建設した志賀講習センターで実際に寮住まいをしながら1ヶ月の入国後講習を行っています。講習では、個々の日本語能力に応じて、アイテック独自のカリキュラムを組んでおります。監理団体と熟練日本語講師が連携し、各受入実習実施機関が求めるレベルへの到達に向けて徹底的に学びます。
ミャンマー実習生の3人に2人は、N3取得レベルで入国してきます。また、財団法人日本国際教育支援協会主催の「日本語能力試験」は、認定された実習生には様々なメリットがあり、多くの実習生が積極的に受験しています。実力の測定、昇給・昇格、特定技能資格取得へのステップアップなどモチベーションアップにもつながります。
アイテックでは受験者のサポートを行い、資格取得のバックアップを行っています。- 学習資料の提供
- 試験当日の受検者送迎
- 合格者に代表理事より奨励金を贈呈
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- 習慣・風習を学ぶ
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洗剤など生活用品の使い方や日本での生活ルール・習慣を学びます。例えば、日本の食材や調味料、家電を使った調理を当番制で行うことで、来日後の自炊生活に近い環境を経験します。
日々行う掃除では、日本人らしい感覚の一つ「5S(整理・整頓・清潔・清掃・躾)」を学びます。海岸掃除などのボランティア活動を通して環境への意識を高め、ゴミの分別なども学びます。
講習以外にチームスポーツを行う機会を設け、慣れない土地で自習生活を送るための体力づくりと協調性を養います。
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- 現地での協力体制
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現地の送り出し機関では、入校説明会・入校テスト・入校後の教育を行う中で、実習生の家庭訪問を行い、学校と実習生家族が手を取り合って生徒の教育にあたります。
日本という慣れない環境で過ごすことになる実習生にとって家族の支えは非常に重要です。また、トラブル発生時の問題解決にも家族の協力は必要不可欠です。
そして受入企業担当者が面接などで現地を再び訪れた際に、元実習生と再会し、結婚や出産、起業やマイホーム建築など豊かな人生を切り拓いている近況を知れることも、楽しみのひとつです。
法令遵守 Follow the Law
JP-MIRAI
「責任ある外国人労働者
受入れプラットフォーム」に加盟
日本で働く外国人労働者の数は2020年10月時点で172万人を超え(厚生労働省統計より)、コロナ禍においても増加を見せています。そして日本が直面している少子高齢化に伴う労働力人口の減少は、危機的な人手不足を引き起こし、今や外国人労働者の存在はなくてはならない存在となっています。
その一方で、日本における外国人労働者に対する強制労働や差別、様々なハラスメント等については、長く海外から批判を受けてきました。SDGs(国連持続可能な開発目標)やビジネスにおける人権について国際的に意識が高まる中、日本ではその基準を満たしていないと判断されている状況です。また、同じく外国人技能実習制度についても、同様の問題を指摘されています。
「責任ある外国人労働者受入れプラットフォーム(JP-MIRAI)」では、日本で働く外国人労働者や実習生の受け入れに対して、雇用主や受け入れ団体が関係法令の遵守に則り、責任をもって国際水準の労働・生活環境を整備することで、海外若年層の日本への憧れ・興味関心を高め、それが外国人労働者の受け入れ事業の安定・継続に繋がると考えています。国際的な関心・信頼を得ることが、如いては豊かで持続可能な日本社会を形成するという考えのもと「世界の労働者から選ばれる・信頼される日本」となることを目指しています。
アイテックでは、JP-MIRAIの活動に賛同し、労働条件などの不正行為を無くすため、組合員の皆様にきめこまかい指導とご相談に応じております。例えば入管法の遵守、労基法・安全衛生法など、組合員の皆様に様々なルールを理解し守っていただくためにセミナーや研修会などの活動を行っています。
アイテックの実績 Achievements of Awards
相互支援・義援金 Mutual Support / Donate
アイテックでは、実習生の送り出し元である中国やミャンマーと、震災などによる災害時の支援として義援金の贈呈を相互に行っております。
2011年の東日本大震災時には、当組合へ実習生を派遣している中国の各送出し機関から、追悼の意と一日も早い復興を願う手紙とともに義援金が寄せられました。この義援金は、当組合の理事長がかほく市七塚庁舎で川崎センター長へお渡しいたしました。
また、軍事クーデター後の貧困や飢餓に苦しむミャンマーに向けて支援を募り、これまでに当組合・当組合員15社・当組合実習生など102名の方が寄付に参加してくださいました。

アイテックからミャンマーへ CDM Heroes Donate Myanmar-CHDM2021

アイテック組合員からミャンマーへ Myanmar Development Support Group
実習生の出身国をご紹介
アイテックでは主に上の4つの国で実習生の育成・受け入れを行っています。
国ごとに異なる文化や習慣を持つため、互いに尊重し合い、理解するよう努めながらきめこまやかな指導を行っています。
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Myanmer
- ミャンマー連邦共和国
- ミャンマーでは日本に対して強い憧れを持つ親日家が多く、若者も熱心に日本語を勉強する傾向があります。敬虔な仏教徒が多く、徳を積むことを心掛けているため、非常に温和で親切で、仕事にも真面目に取り組みます。
実習生としての評価が高いです 日本人と感覚が似ています 協調性あります -
Indonesia
- インドネシア(バリ島)
- インドネシアの人口は世界4位で、親日国であり日本で働く人も急増しています。バリ島では、9割がバリ独自の宗教であるバリ・ヒンドゥー教徒であり、礼拝時間や服装などへの配慮は不要です。実習生の生活習慣を強制的に変えさせる必要がないため、気兼ねなくご採用いただけます。とても人懐っこく、フレンドリーなため、職場の雰囲気が良くなると好評です。
実習生の人数が増加傾向です 困っている人を助けます 争いを嫌い、問題を起こさないのが特徴です -
China
- 中華人民共和国
- 中国人技能実習生の特徴は、自分の意思をしっかりもっていることです。ポジティブな自己主張をしてくれるので、相互理解が深まります。そのため、一度仲良くなるととてもフレンドリーな関係を築くことができます。
手先がとても器用です 効率を重視します 意見をはっきり主張します -
Viet Nam
- ベトナム社会主義共和国
- ベトナム人技能実習生は、素朴な人柄で職場の人間関係を良好に築ける人が多いことが特徴です。褒められるととても喜ぶ傾向があり、仕事のモチベーションアップに繋がります。
来日する実習生の人数が最も多いです 論理的に思考します 向上心があります